美肌成分ってなに?そんなメンズに贈る基礎化粧品の選び方

男性の美容への意識が高まってきたことによって、各メーカーから男性向けの化粧品などがたくさん発売されてきています。種類も価格もたくさんあって、実際に薬局にいってもどれを選んでいいのかわからないですよね。

基礎化粧品を選ぶコツとしては自分のスキンケアの目的にあった美容成分がはいっているかをしっかりと確認することが大切です。保湿をしていきたいのか、シミを予防したいのか、しわやたるみのアンチエイジングをしていきたいのか、自分の目的にあったものを選ぶようにしましょう。

 

代表的な美容成分

セラミド

表皮の角質細胞の間を埋めるように存在する保湿物質です。肌の潤いを守る働きをしてくれるセラミドは、角質細胞をつなぎとめるセメントのような役割をはたしているのですが、それが足りなくなると角質細胞が剥がれ落ちてきてしまい、肌表面で粉をふいたような状態になり、肌荒れや乾燥が生じやすくなります。セラミドは年齢とともに生産量が減少してしまうので、それを補うためにセラミドを配合した化粧品が肌の水分量を高めてくれます。

コラーゲン

コラーゲンとはタンパク質の一種で肌の真皮にあります。繊維状の構造を作る性質があり、ゴムのような弾力もあるので肌のハリを支えてくれます。コラーゲンは生きた細胞ではないので、死ぬということはないのですが、古くなったものは酵素などで分解されてきてしまうので、非常にゆっくりとですが減っていきます。しかし線維芽細胞という細胞から新しく作り出されているので、少しずつ新陳代謝をしています。しかし40代以降になると急激に生産量が減少してしまい、その結果肌の弾力が失われてシワやたるみにつながります。このコラーゲンを増やすことがシワ対策のカギとなります。

ヒアルロン酸

コラーゲンや、そのコラーゲンをつなぐ線維のエラスチンで作られた網状の構造のつきまを埋め尽くすように存在しているゼリー状の物質です。ゼリー状のため弾力もあり、真皮の構造を安定させてくれます。また、このヒアルロン酸は水分保持力が非常にたかく、化粧品の中では保湿成分として配合されています。また、プチ整形にも利用されており、気になるシワの線にそってヒアルロン酸を注入していくことで、すぐにシワのクボミがふっくらとして目立たなくなります。しかし次第に吸収されてしまうので、効果の持続期間は約4~6ヶ月となっています。コラーゲンを注入しても同じような効果が得られるのですが、アレルギーの心配があるため、最近はヒアルロン酸注入が人気です。

天然保湿因子(NMF)

角質層の水分の約80%はセラミドによって守られています。そして残りの20%のうちのほとんどが天然保湿因子が維持しています。つまりセラミドの次に肌の保湿に貢献しているのです。ターンオーバーの過程で肌細胞がセラミドを作り出しますが、その時に一緒に天然保湿因子も作ります。アミノ酸、尿素、PCAなどをふくんでおり、角質肌細胞の中で水分を保持していますが、その保湿力は高くありません。冬場になって温度が下がると保湿力が低下してしまうのですが、肌なじみが良いので化粧水などによく使われています。また値段も安いのでおすすめなのですが、乾燥がひどい人には保湿力の高いヒアルロン酸やセラミドが配合されたものがおすすめです。

レチノール

ビタミンAの一種で。、体内に存在しています。真皮のターンオーバーを促してコラーゲンを増やす作用があるので、シワやたるみの対策に使用されています。目元の小ジワなどに特に効果的なのですが、効果が強い半面、刺激も強いので肌が弱い方には注意が必要です。また、日光にあたると効果が弱まってしまうので、ナイトケアに使うほうが効果的です。

 

化粧品の裏やパッケージに、どんな美肌成分が配合されているか記載されています。前述の美肌成分の何が必要かを考えた上で、自分にピッタリの美肌成分配合の基礎化粧品を選びましょう。

また一度開封した基礎化粧品はできるだけ1シーズン(3ヶ月)で使い切るようにしましょう。ほとんどの基礎化粧品は高温多湿の場所をさけての保存が推奨されています。ようするにお風呂場などでの保管は避けたほうがいいです。とくに乳液やクリームなどは乳化剤が配合されているので、腐敗などの危険もありますので、取扱いには十分に注意しましょう。